当会の設立のコンセプトは、「がん患者・家族と医療者で一緒に創るがん患者会」です。
がん診療拠点病院が主催するいわゆる「がんサロン」ではありません。
民間主催のいわゆる「がん患者会」でもありません。
がん患者の支援やがん政策の提言を目的とする「がん患者支援団体」でもありません。
私たちは、がん患者・家族と医療者が協力し合うことで、従来のがん患者会とは一味違う新しいタイプのがん患者会を目指す患者会です。
私たちは、たとえがんという困難にぶつかっても、希望を持って自分らしい生き方をできるように、お互いに助け合い、生きる意欲を高め合うことを目的に活動する、いわゆるSHG(Self Help Group:自助グループ)を目指す会です。
私たちの使命は、できるだけ多くの新規がん罹患者を受け入れ、出来るだけ多くのがん卒業者(社会復帰して、もう自分はがん患者ではないと自認する人)を出来るだけ短期に世の中に送り出すことにあると考えております。